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虚無の街

ゆゆ式OVAテーマソングを聴いて感じたこと

 

 

 ゆゆ式OVAのテーマソング「きらめきっ!の日/青空のつくりかた」が発売されたので早速フラゲ購入し聴いたところ沢山の感情が溢れだしてしまいTwitterの140字には納められないなと思い、思い切って記事にしてみました。

 

 

  •  きらめきっ!の日

  歌:情報処理部 (大久保瑠美津田美波種田梨沙)

  作詞・作曲・編曲:ふわりP

  ↓視聴はこちらから

  CD -TVアニメ「ゆゆ式」公式サイト-      

  http://www.yuyushiki.net/contents/hp0006/index00500000.html

 

作詞作曲編曲すべてアニメOPのせーのっ!と同じふわりPさんとなっています。

ふわりPさんは暖かみのあり元気になれるサウンドと、それと同時にちょっぴり切なさを感じさせる曲が特徴です。

 また、言わずもがな曲のタイトルの「」がせーのっ!を連想させてみなさんも    テンションが上がったのではないでしょうか?

 

実際に曲を聴いてみると、サビが意外とおとなしめで、一つ一つの歌詞を噛みしめるような歌い方に、自然と我々もずっと待っていた時間を重ねてジーンときてしまいます。

なんというか、初めて出会う人もいるであろうテレビアニメのOPではなく、ずっと待っていたから、久々にアニメとして会えるのがめちゃくちゃ楽しみなOVAのOPだからこそこんなにもどこか懐かしさを感じて心惹かれるのだとおもいます。

 

上に記述したタイトルだけでなく、歌詞の流れもせーのっ!同様「爽やかな朝」→「学校へ向かう道のりの情景」→「教室から見た校庭の様子」→「夕暮れの放課後」となっていてニヤリとしてしまいます。

また、せーのっ!で「景色は心をえがく」という歌詞があって、今回は「季節は景色をはこぶ」という歌詞があります。

ゆゆ式は一部では「ゆゆ四季」と言われているほどアニメOP映像や本編での四季の描写や季節ネタが多彩で大事なキーワードの一つとなっています。

そんな大切な四季と心をで結ぶこと、それはつまり毎年訪れる四季の巡りもみんなといれば心を描いてくれる、夏の暑さも、冬の寒さも大切なものでたとえイベントがなくとも大事な友達と過ごせているそれだけで幸せが訪れる。ということを感じてめちゃくちゃエモいんですよね。

 

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そして同時に、今までと同じような彼女たちの一日にまた再び会えたこと、放送からしばらく経っているにも関わらずいつも通りの一日を再び感じさせてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいになるんですよ。

これは本当にすごくて、OVAだからこそ、アニメ終了後しばらくしての発表だったからこそ、生まれる感覚でふわりPさんはこの「時間」すらも武器として曲の魅力に落とし込んでいるんですよ。この曲がリリースされるまでの道のりや年月が全て魅力として作用してる。本当にすごい。。

 

ちなみにこれはかなり個人的で邪推なんですが、「透明な 時のかけら ひとつひとつが 今日への おくりもの」という歌詞があって、もちろん言うまでもなく、三人が過ごしてきた何気ない、でもキラキラしていて大切な日々の思い出のひとつひとつが積み重なって、今日の幸せを作るおくりものになっているという事を表しているのですが、我々がゆゆ式を想っていた時間、原作やアニメ、曲を聴くたびに抱いてきた感情もひとつひとつがCDが発売した今日への、そしてゆゆ式のおかげで楽しさにあふれている毎日への「おくりもの」になっているんですよね。。

 

↓楽しい毎日の写真

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これもまた邪推なのですが「ページをめくる」という歌詞があり、このフレーズ個人的にすごく引っかかってて、それまで日常の風景をなぞってきたのにここでページをめくるという「行為」が出てきたんですよ。これって何を表しているのだろうと考えた結果、一日の終わりにアルバムのページをめくるように、楽しい日々を思い出して余韻に浸っている姿(さながら海回の唯のように)をが浮かんできて、、、エモ………!

 

いろいろ思うままに書いてきましたが「きらめきっ!の日」、まとめると

楽しい!

 

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  • 青空のつくりかた

   歌:情報処理部 (大久保瑠美津田美波種田梨沙)

  作詞・作曲・編曲:まふまふ

 

 曲を聴いてみて、序盤は非常に軽快なテンポで「お?これは明るくて楽しげな曲か!」と思ったのですがサビで一気に切なくなるんですよね、演奏的には盛り上がって賑やかなんですが、だからこその歌詞と歌声との対比で非常に切ない。

せーのっ!やきらめきっ!の日がゆゆ式の外へ向けての印象を表した曲だとしたら、この曲やAffectionは内側に秘めた感情を表しているんですよね。ちなみにこの手法はキャラソンの一曲目と二曲目でも用いられています。

 

また、EDという事もあってかどこか夕暮れの帰り道の情景が浮かんできます。

今回、この帰り道を思わせる情景は歌詞の一部にも表れていて「明日も約束だよ 笑顔で それじゃあねっ!」という部分があるんですよ。

これどう考えてもこの後分かれて一人になった帰り道が画面に三分割で映る演出が浮かぶんですよね~。エモ…

 個人的に友達と遊ぶときに感じる一番の幸せって遊んでいる最中に感じる楽しさよりも、そのあと一人になった時に「楽しかった」「また遊びたい」って噛みしめる瞬間だと思うんですよね(さながら海回の唯のように)

 

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また、二番の「ゲームの延長線(戦?)~明日も歩けるなら 文句なしの満点!」という歌詞にもあるように、その時の楽しさだけじゃなくて、そのあとの+αの要素だったり明日の事を含めてようやく満点になるんですよ。そう考えるとちょっとさみしい帰り道も明日へつながるのならそれはそれで楽しいこと、なんですよね。。。

 

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あと、個人的にめちゃくちゃ好きなフレーズがあって、それが「明日は地球が逆さになるかも 笑えるうちに思いっきり笑おう」ってところなんですよ。

この「地球っていう想像もできないくらい大きな非日常感のある物体」と「我々にとっては大きな存在でも、地球と比べたらはるかにちっぽけな存在で、なにげない日常を送る少女たち」の対比が本当にめちゃくちゃ好きでTHEエモって感じでたまらないんですよ。(これは僕の大好きなアイドルのでんぱ組.Incの「あした地球がこなごなになっても」においても用いられている手法なので聴いてみてください

 

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最後になりますが「青空のつくりかた」、本当にいい曲で楽しいことは有限だからこその切なさも感じられるのですが、それ以上にやっぱり友達と過ごす何の変哲もない日常が、小さな幸せが、ずっと続くよう願うのはあたりまえの事なんだけどめちゃくちゃ美しくて温かい気持ちになれるんだな。と改めて実感させてくれる激エモな最高の曲です。

 

青空のつくりかた……まとめると

楽しい!

 

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かなり好き勝手に書いてみましたが、誤字脱字の見直しや見やすい文の配置、表現や言っていることが重複しないよう文章を考えたりめちゃくちゃ気が張って疲れるので、(見直すだけでかなり時間使いました)OVA本編やキャラソンアルバムの感想を書くかは未定です、、、気が向いたら、、、

 

 

読んでくれてありがとう!

 

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きらめきっ!の日

きらめきっ!の日

  • 情報処理部
  • アニメ
  • ¥250
青空のつくりかた

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  • 情報処理部
  • アニメ
  • ¥250